有限会社 仏壇工房まつうら

親子三人で全国の仏壇店を飛びまわています

 仏壇業界に入る前も、木工に携わる仕事をしていました。仏壇業界に入ったのが29歳のとき。そこから仏壇の営業をしつづけて数十年。はじめは、大手仏壇メーカーに勤務していましたが、平成9年に独立しました。
 当初は、自分一代で終わらせようと思っていましたが、長男も次男も同じ仕事に就き、今は親子三人で全国を飛びまわっています。息子が仕事を継ぐことで、お客さんの信頼もさらに強まったように思います。
 今後ものすごく儲けて大企業にするなどということは考えていませんが、地道に変わらずに今のお客さんを大切にして、仏壇を販売しつづけていきたいと思っています。



仏壇には顔がある

 仏壇には顔があります。徳島の仏壇には徳島の顔、名古屋の仏壇には名古屋の顔。その地域、地域の特徴が仏壇にはあって、すべて違います。仏壇をみれば、どこで作られたものか、さらにはどこのメーカーのものか、どこの工房のものか判ります。写真を見せられて、これと同じものが早急に欲しいと言われることがあります。即座にどこのものか判断できないと手配できません。とにかくあらゆる仏壇を見て記憶しておくことが、この仕事には欠かせません。



協力業者は多いほどいい

 以前勤めていた時からの知人やお客さんとは、今も縁が切れていません。同業者とも持ちつ持たれつ、親しくさせてもらっています。時代の流れで廃業していく同業者からは、顧客をすべて引き継ぎ、任されもらうこともしばしばあります。大手メーカーさんとも取引させてもらっていますし、無理を訊いてくれる運送会社の方もいます。困ったときに頼りにしてくれるお客さんのニーズに応えるためには、協力してくれる業者の数は多い方がいいと思っています。普段の個人的なお付き合いも、楽しんでいます。酒は飲めないのですが、飲みに誘われたら必ず行きます。



売りっぱなしにしない

 仏壇を売ることが仕事ですが、売るだけが仕事ではないと思っています。以前、売った商品の修理を頼まれることもよくあります。仏壇の製造工程も見てきているので、ちょっとした修理ならその場で、引き受けます。また、小売店さんの中には、高齢のご夫婦だけできりもりしているところも少なくありません。息子たちが営業に行くと、従業員になりきって店の用事をいろいろ手伝ってきているようです。
 売りっぱなしでは、お客さんは付いてきてくれません。自分たちにできることは精一杯していこうと思っています。



仕事はメールで迅速にする
 息子たちが営業に行くようになって、顧客が増えてきました。しかし、限られた人数で対応しているので、限界もあります。そこで活用してるのが携帯電話。かなり早い時期から活用しています。近頃はメールでやりとりします。敬語であらたまって話すのが苦手なので、メールで完結に素早くやりとりします。協力業者やお客さんも気心しれているので、すぐ返事をしてくれます。
 息子たちの仕事の状況は、LINE(ライン)のやりとりで把握します。面と向かって仕事の話はしないのですが、息子たちのラインを見ながら、必要なときだけメッセージを送信しています。

事業内容

仏壇・仏具の卸


会社概要

会社名
有限会社 仏壇工房まつうら

代表取締役社長
松浦 宏治

創業
1997年

所在地
〒771-0202
徳島県板野郡北島町太郎八須字
中須1-11

TEL 
088-697-2252
FAX 
088-697-2252

E-MAIL
b.k.matuura@nifty.com


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